ヒトが関わる/二つのデザイン展にて [日々の雑記]

午後1時の明治通り、北参道交差点付近。
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夏休みが終わり学校の始まった9月の午後、授業を終えてから
外苑前のオリエギャラリーで開かれている、
若手建築家による東日本大震災復興支援・建築デザイン展へ。

展示されているプロジェクトを見ながら感じたコト。
10年位の時間をかけて行われた、実家の側での橋の架け替えを思い出す。
橋の架け替えの説明会から、
掛け替えによる補償の話、
既存橋の解体撤去、
仮設橋の設置、
工事による周辺道路の通行止めと整備の繰り返し、
工事の騒音、振動…etc
橋をつくっているのか、こわしているのか、
10年以上の時間が過ぎていき、
その間に、実家も近所の風景も、随分変わっていきました。
実家の家族も近所の方々も、
その10年間の変化する、
あるいは中途半端にかたちづくられる風景を見ながらの生活。
「新しい橋ができるまで」とはいえ、
その10年の間の変化の中で生き続けなければならない。
たかだか地方都市のひとつの橋の掛け替えだけでも、
その周りに生きる人や街に取って大きな変化、経過だと感じました。

そんな体験からの感想で持って語る事は失礼なのかもしれない。
震災による急激な変化、そしてこれからの復興への時間の経過。
瓦礫の撤去、整地、新たな都市計画の議論、法律や予算の壁。
部分的、パッチワーク的、場当たり的に進むかもしれない。
時間の経過や風景の変化、
世の中の移り変わりに人は晒され、翻弄されるでしょう。

写真は、学校の側で見かけたビルの改修工事で掛けられた足場に生命力を感じる。
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震災による空間の変化に抗する都市計画的、建築的なデザインの大切さと共に、
復興という時間の経過に晒されるヒト達を、
包むような、
癒すような、
置き去りにしないような、
眼差しを持ったデザインの重要性を感じました。

同じく北参道にて。首都高速に包まれ、癒されているのか。
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その後、乃木坂のギャラリー間へ移動。
アラヴェナ展へ。
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地球の裏側につくられている建物の具体的な模型や図面があるわけでなく、
だけど、
そこで営まれているであろう人の生活や、夢、建築家の想いが
自分の心に刺さってくる展覧会。

空間(変化)、時間(経過)へのヒトの関わり方をデザインすること、
が問われていると感じる秋の1日でした。

最後の写真は先日、代々木公園で行われたブラジルフェスティバルにて。
会場のステージやブースで行われているイベントとは、関係無しに、
太鼓を叩き、踊って、ヒトが集まり、関ってくる。
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コメント 1

チビッコ番長

私もオリエに行きましたよ!
うちの事務所から出してるし。

見に行っただけのつもりが、
ボスのトークショーの手伝いもしちゃった(笑)

アラヴェナ展、気になってたやつだ!
行こうかな~
どーしよー。
by チビッコ番長 (2011-09-08 11:18) 

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