6月28日を記録する/祖母から聞いた福井地震 [日々の雑記]

昭和23年6月28日の16時13分29秒、
今を遡ること63年前。
生まれ故郷である福井県で大きな地震がありました。


今年94歳になる祖母から聞いた話です。

昭和20年の空襲で福井市街が丸焼けになり、
まだ3歳になったばかりの父親を抱えて、
上から落ちてくる焼夷弾にあたらない様に逃げ回った時から3年。
ようやく実家を再建し、ちょっと落ち着いてきた時期。

当時はサマータイムが導入されていて(まだ日本は占領中だったのです!)、
一時間早い17時13分、
祖父と共に裏庭の畑で夕飯の野菜を収穫中、突然の地震。
家の方を振り向くと、見る見る家が畑とは反対の方角に倒壊。
フェニックス通りに面した歩道で三輪車に乗り遊んでいた父親は、
間一髪、下敷きにならず、助かったとのこと。
ビックリしてビィビィ泣いていたそうですが。

倒れた家の中にいた曾祖父と曾祖母は、
布団屋だったので家のナカにいっぱいあった綿の間に挟まれて、
無事だったというウソのような話。

その後、フェニックス通りの向かい側のペンキ屋さんから火災が発生。
通りの向かい側は大変な状況に。
家族も無事で火災こそ免れたものの、家は全壊、
その1ヶ月後、今度は福井市全体が床上浸水になるような洪水が発生して、
またまた……。

一通り空襲や地震、洪水の苦労話を聞かせられた後、
「ご飯だけは、いつでもちゃんと食べとくんやざ」
「体だけは大事にするんやよ。体さえ健康であれば何とでもなるでの」

すごいシンプルですが、大事な教えです。

この日を忘れないために、
そして東日本大震災で犠牲になられた方々の安らかなることをお祈りし、

祖母から聞いた話を書き留めておきたいと思います。

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